白象の気まぐれコラム

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zoom RSS 「サピエンス全史」を読み人類とチンバンジーの違いは「天国のバナナ」という虚構を信じるかどうかと知る

<<   作成日時 : 2017/01/01 06:58   >>

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ユヴァル・ノア・ハラリ著「サピエンス全史 文明の構造と人間の幸福 上下巻」を面白いと息子が渡してくれたので読んでみました。 世界30か国で刊行されベストセラーになっているこの本の原題は「SAPIENS; A Brief History of Humankind」で ウォールストリート・ジャーナルなどの主要紙が絶賛し フェイスブックのマーク・ザッカ―バーグは「今年の一冊」に選んでいます。

著者はイスラエル生まれのユダヤ人で オックスフォード大学で博士号を取得し 現在はエルサレムのヘブライ大学で歴史学を教えています。

この本の中で 著者は 7万年前にアフリカの片隅で取るに足りない動物だった人類が万物の霊長として厚かましも自らをホモ・サピエンス(賢い人)と名付け地球を支配するようになったのは 人類のみ実態のないフィクションや形のない虚構を信じる能力を身に付けたからと指摘しています。 人類を発展させたのは 神・愛・国家・国民・貨幣・自由・平等・民主主義・人権・資本主義・企業・法律といった「形のない虚構」を信じる能力であり そのことを共有することにより 多数の見知らぬ人間どうしと協力し 柔軟に物事に対処する人間特有の能力になり 人類を発展させたというものです。

具体例として 人類は「天国のバナナ」という虚構(創造上の存在)を信じるが チンバンジーは信じないので 人類とチンパンジーは その発展の過程で大きな差が生まれたとしています。

「天国のバナナ」というのは チンバンジーに「いま僕にバナナをくれればお前は死後にチンバンジーの天国で無数のバナナを手に入れられる」と説得できないが 同じ趣旨の話を人類には説得できます。

「天国のバナナ」について 著者は「Bananas in heaven」と題するTED講演会のYouTubeビデオ(15分)で説明しています。 日本語訳のない英語版ですが イスラエル生まれなので日本人にも分かり易い英語であり 著書「サピエンス全史 上下巻」を読まなくても このビデオを見れば充分と思いました。



ユヴァル・ノア・ハラリ著「サピエンス全史」は 人類がどのように狩猟採集生活から発展し今日の文明を築いたかを教えてくれます。 自分の先入観や固定観念、常識を覆えし視野を広げてくれる本であり 「目から鱗が落ちる」思いがしました。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
あけましておめでとうございます。
昨年は何時も楽しい話題をありがとうございました。
今年も宜しくお願いいたします。
sirouto
2017/01/01 09:50
sirouto様
あけましておめでとうございます。
駄文を時折覗いていただき有難うございます。

白象
2017/01/01 17:26

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