白象の気まぐれコラム

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zoom RSS すみだ北斎美術館にて初公開された葛飾北斎の幻の肉筆画絵巻「隅田川両岸景色図巻」を鑑賞

<<   作成日時 : 2017/02/09 07:05   >>

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昨年11月に開館したすみだ北斎美術館の開館記念展「北斎の帰還」を観てきました。 この記念展は 同美術館が所蔵する葛飾北斎(1760〜1849年)の肉筆画 版画 摺物 版本など約120点を展示したもので 目玉は 肉筆画で幻の絵巻と言われた「隅田川両岸景色図巻」でした。 

上掲の絵は 「隅田川両岸景色図巻」の一部で 吉原室内で遊女4人に囲まれた遊興の様子が描かれており 茶色の服を着た男性が北斎自身である可能性があるそうです。 文政2年(1805年)に壮年期(46歳)の北斎が制作した縦28.5cm 長さ6m34cmの肉筆画絵巻で 両国橋の近くから隅田川を舟で上って吉原に向かう両岸の景色と、遊郭での遊興場面を 彩色豊かに描いており 巻末には北斎が用いた「画狂老人」の印が押されています。

舟に乗る形で視線を移動させながら 遷りゆく両岸の景色を描く方法は 当時の流行で 円山応挙「淀川両岸図巻」などがあるそうです。

この絵は 海外に流失したまま行方不明になっていましたが 昨年になって発見され すみだ北斎美術館が約1億5000万円で買い戻したものです。

葛飾北斎は 「富嶽三十六景」の「神奈川沖浪裏」など浮世絵版画が有名ですが 肉筆画の傑作も多く残していることを 今回の開館記念展で知りました。

すみだ北斎美術館(墨田区亀沢)は 北斎の生誕地付近に墨田区が建てたもので 北斎は約90年の生涯のほとんどを現在の墨田区内で過ごしたそうです。 

葛飾北斎は 80歳を過ぎてから信州の小布施を訪ね 祭屋台の天井画として有名な『龍と鳳凰』と『怒濤』という肉筆画などを残しており 小布施の「北斎館」に展示されています。
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吉原室内の遊興図

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遊女に囲まれた北斎自身の自画像?

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隅田川の両国橋付近

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隅田川の吾妻橋付近

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版画絵「富嶽三十六景」の一つ「神奈川沖浪裏」

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すみだ北斎美術館の特別展入口

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すみだ北斎美術館の外観

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