白象の気まぐれコラム

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zoom RSS 6世紀後半に造られた群馬県内で最大規模の前方後円墳「観音山古墳」の横穴式石室内を見学

<<   作成日時 : 2017/03/16 06:39   >>

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上掲の写真は 6世紀後半に前方後円墳として造られた観音山古墳(高崎市綿貫町にあり綿貫観音山古墳とも呼ばれる)で 被葬者は東国屈指の豪族とされています。 盛土からなる二段墳丘の写真右側が後円部 左側が前方部で 前方後円墳の全長は約100m 高さ9m 二重にめぐらされた外堀の全長178m 幅143mです。

昭和43年(1968年)に群馬県教育委員会が学術調査を行ったところ 未盗掘の墳墓で 後円部墳頂部と墳丘西側の中段に盾・家・鶏・大刀や人物の埴輪群が発見され 後円部西側の墳丘中段にある横穴式石室の中に埋葬儀礼の祭祀にたずさわる人々を表現した人物群像が発見されています。

次の写真(クリックして拡大視可)は 現地の説明板で 上空から見た前方後円墳の形状と出土した埴輪の位置と姿(一部)を説明したものです。
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前方区円墳の形状と出土した埴輪の姿と位置

後円部に開口する横穴式石室は長さ12.50mで 玄室の長さ8.25mは群馬県最大で 玄室の大きな天井石一個の重さは25トンだそうです。 全く盗掘されていなかった観音山古墳の埴輪や副葬品は 当時の姿をそのまま残す貴重なもので 群馬県歴史博物館に保存・展示されています。 出土品のうち銅鏡は面径 23.3cmの獣帯鏡で中国製と推定され 後年、韓国の公州で偶然発見された百済・武寧王陵の石室内から出土した獣帯鏡と同じもので 大陸との交流をうかがわせます。

群馬県立歴史博物館を見学した際に 群馬県は東国古墳文化の中心地で県内に1万基を超える古墳があると知ったので 近くにある古墳を見学できないか係員に聞いたところ 博物館から車で5分ほどの距離にある観音山古墳を紹介してくれました。 後円部に築かれた横穴式石室の中を見学するには 見学日の10日前までに県教育委員会事務局文化財保護課に電話連絡し、日程・時間等を調整する必要があるというので 諦めていましたが 現地の窓口で当日にお願いしたところ 石室内を案内してくれました。

前方後円墳の石室内部を見学できる機会はめったにないので 高崎付近を訪ねた際には 観音山古墳に立ち寄ってください。
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墳丘に上る石段と横穴式石室の入口が見える

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前方部から見た墳丘

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墳丘頂上に上がる石段

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墳丘頂上の写真

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横穴式石室入口

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石室入口

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石室内部

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玄室天井の25トンある大きな石

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石室

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石室奥から見た入口

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