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zoom RSS “無縁社会”をテーマにした山田洋次監督の喜劇映画「家族はつらいよ2」を観て想う

<<   作成日時 : 2017/06/08 06:37   >>

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2016年3月に公開され日本アカデミー賞の作品賞と脚色賞を受賞した山田洋次監督の喜劇映画「家族はつらいよ」の続編となる「家族はつらいよ2」を観ました。

平田周蔵(橋爪功)と妻・富子(吉行和子)の“離婚騒動”を描いた前作に対し、本作ではそれから数年後を舞台にして“無縁社会”をめぐる騒動を描いています。 そのあらすじは 次のようなものです。

73歳となる周蔵のマイカーに傷を見つけた家族は 運転免許返納を迫るが周蔵は反発する。 そんなある日 周蔵はドライブ中に工事現場で交通整理する高校同級生の丸田(小林稔侍)に出会う。 事業の失敗 離婚などの末 必死に働きながら一人暮らしをする境遇を知り 周蔵は激励の同窓会を開く。 宴会後 周蔵は泥酔した丸田を自宅2階に泊めるが 翌朝 丸田が起きてこないのを不審に思った家族が起こしに行くと 丸田の体はすっかり冷たくなっていた。

平田家の2階で急死した丸田は 兄と絶交しており娘は香港に行ったまま行方が分からないので 死体の引き取り手がない身寄りのない身元不明人に近く 各自治体ではそのような人の死体について引き取って葬儀を行わずに火葬にして無縁塚と呼ばれる合葬式式の納骨所に埋葬するそうです。

家族や共同体から孤立して生きる人が増加している社会を「無縁社会」と呼びますが 無縁社会に生きる丸田のような人を自宅に泊め急死されると 平田家でなくても 当惑します。

喜劇映画で「死」をテーマにするのはタブーとされていますが 「家族はつらいよ2」では 敢えて「死」というリアリティを盛り込んだことで この映画を現実味のある喜劇映画にしており 笑えない状況の中で矢継ぎ早に爆笑を生み出す展開は 山田洋次監督ならではの手腕と思いました。

蛇足: 橋爪功の長男・遼(30歳)が覚せい剤所持で逮捕され騒ぎになっています。 今から25年ほど前に初島(熱海)に旅行したことがあり 橋爪功夫妻が未だ5歳の遼を連れて来ていたのをホテルロビーで見ましたが 甘やかしたまま育ててしまったようです。 親の七光りで子供を俳優にする日本の風習は安易過ぎます。

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