野村證券の投資セミナー「日本株市場展望と投資戦略」

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野村證券本店投資相談室主催の「日本株市場展望と投資戦略」と題する90分のセミナーに出席しました。 ウィークデイである5月29日(木)の午後2時からという時間帯からか  既に退職し有り余る(?!)時間と金融資産の利用を考えているように見受けられる高齢者が写真上の如く大勢参加していました。

講師はストラテジスト・芳賀沼千里氏(写真下)で 冒頭に「先のことは誰にも分からないのですが・・・」と苦笑しながらも 日経株価(現時点では14400円)の先行き見通しについて 今年秋口には17000円台になるであろうと極めて楽観的(強気)な予想をしていました。 今後の日本株価について楽観的な見方をする根拠は以下でした。

1.日本企業は外国企業と比べ財務体質(借入金が少ない)と技術力が優れており 今後は株主還元策が積極的になる。
2.1米ドル100円を前提に企業業績見込みを下方修正したが 1米ドル110円を前提に 上方修正される可能性が大。
3.現在の日本株は割安(PBRで1倍以下の上場企業が約半分もあり 配当利回りは 10年国債利回りを上回る)にあり 外国人投資家が日本株を買い戻す可能性も高い。
4.日本の長期金利2%越えの可能性は 日本株にプラス要因となる。
5.新興国経済が発展している中で日本企業は海外事業を拡大し利益を改善している。

講師は 日本の株価については強気な見通しでしたが 米国の株価については住宅市場の正常化に2~3年間はかかるので簡単には改善しないであろうという慎重でした。

講演内容を聞き 単純で素直(innocent)な私はナールホドと思い 虎の子の預貯金を降ろし日本株を買う気に少しなりましたが 「先のことは誰にも分からない」という講師の冒頭発言を思い出し どうすべきか今も逡巡しています。

個人投資家を対象にした証券会社の投資セミナーは 証券会社の利益のために行っているので 投資家に株を買う気にさせることが大切であり 営業上の理由から投資家に対し「楽観的な株価見通し」をしている恐れもあります。

米国株と日本株は基本的に同じ動きをするという過去の動きが今後も続くのなら 米国株価は今後2~3年間低迷するという見通しの中で 日本株のみ回復するという講師の見通しは甘過ぎるのではないでしょうか?  読者の中で 株価を正しく見通せる方がおられたら是非ご教授ください。
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この記事へのコメント

sirouto
2008年06月04日 13:12
いろいろなセミナーで「先行き悪くなるから売りなさい」というのを聞いた事がなかったです。
何故かな?と思っていたら「証券会社の利益のために行っているので 投資家に株を買う気にさせることが大切であり」の文言に 納得。 
 でも証券会社は売る場合でも手数料をとりますが。 
白象
2008年06月04日 16:51
sirouto様
投資するかどうかは自己責任であり 証券会社のセミナーは要注意ですネ。

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