鉄スクラップ回収業の活況と(社)日本鉄リサイクル工業会の全国大会

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写真上は 鉄スクラップ回収の専門業者が一同に会した(社)日本鉄リサイクル工業会の総会・全国大会で 6月15日(日)にオークラ・アクトシティホテル浜松にて開催されました。写真上の雛壇後方に見える立派な装置はパイプオルガンです。

鉄スクラップとは 主に使用済みの鉄製品(車 建物 電気製品など)として発生する「老廃スクラップ」と工場などの加工工程から発生する「工場発生スクラップ」のことです。 鉄のリサイクルとは 発生した鉄スクラップを種類に応じた機械で加工処理する過程で鉄・非鉄金属・ダスト(ゴミ)に分類し そのうちの鉄を電気炉等で溶解して 鉄鋼製品として再び社会に還元する一連の流れです。

(社)日本鉄リサイクル工業会の設立目的は そのホームページで「本会は、鉄スクラップの加工処理および卸売にかかる企業の事業活動にともなう廃棄物の処理および公害の防止、再資源化、経営技術の近代化に関する研究および普及啓発等を行うことにより、鉄スクラップの安定的な供給の確保に努め、わが国の経済の安定的発展と豊かな国民生活に寄与することを目的とする」となっています。

設立目的の説明としてチョット分かり難いですが 簡単に言うと「鉄スクラップを回収し鉄鋼メーカー等に売る」鉄スクラップ専門業者をたばねる目的で設立され 会員数は 専門業者と商社を中心に約900社です。 鉄鋼メーカーは購入した鉄スクラップを 高炉(溶鉱炉)ではなく 電気炉で溶解し鉄鋼を生産します。 

現在 日本で生産される鉄の30%が鉄リサイクルによるので 鉄スクラップは今や「廃棄物」ではなく「資源」となっています。

鉄スクラップの価格は過去7年間に10倍も上昇しており 鉄スクラップの専門業者は正に「笑いが止まらない」状況にあり 全国大会は活況を呈していました。 鉄スクラップ価格が高騰しているのは 石炭や鉄鉱石の需給逼迫による大幅値上げ 長期的な資源不足見通し 国内鉄鋼メーカーによる鉄スクラップの使用拡大などが原因であり 鉄スクラップ価格の下げ要因は「当面なし」という見方もあります。

私は(社)日本鉄リサイクル工業会の非常勤理事として 過去7年半 務めましたが 今回の大会をもって退任しました。 自動車業界とは異なる貴重な経験を色々とさせていただいたことを感謝しています。

写真下は 全国大会と総会の会場になったオークラ・アクトシティホテル浜松(地上45階)です。 私が泊まった43階からの眺めは遠くに遠州灘が見え絶景でした。
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オークラ・アクトシティホテル浜松(地上45階)

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ホテル客室43階からの眺望。 右下はJR東海道本線と新幹線の軌道








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