歴史的な割安水準(買い時?)になった日本の株価

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世界的な連鎖株安が止まらず 10月7日に日経平均株価は一時1万円の大台を割り 終値は10,156円となりました。 これが底値に近いと判断できれば 今こそ日本株を買う絶好のタイミングなのですが なかなか難しい判断です。

そうした中で 10月6日に「今後の株式相場の見通し」と題する大和証券のセミナー(写真上)が東京駅に近いグラントウキョウノースタワー18階で開催されたので 出席しました。

大和証券の説明によると 日経平均株価が最低値7831円を付けた2003年4月末と比べ最近の日本株価は「歴史的な割安水準」にあり 今こそ買い時ということでした。 歴史的な割安水準にある根拠として 大和証券はセミナーで以下の数字を挙げて説明していました。

           (2003年4月末) (2008年9月16日)
日経平均株価    7,831円       11,609円
PER(倍)         15.97         14.40
PBR(倍)         1.22          1.24
配当利回り(%)     1.15           2.13

注): 
PER(株価収益率)=(株価)÷(1株あたりの利益)
PBR(株価純資産倍率)=(株価)÷(1株あたりの純資産)
配当利回り(%)=配当金÷株価×100

一般的に PERとPBRは低いほど株価は割安であり 配当利回りは10年国債の利回りを上回れば株価は割安と判断されます。 日経平均株価は 2008年9月16日の11,609円から昨日の2008年10月7日には\10,156に下がったので 現時点の株価は 日経平均株価が最低値7831円を付けた2003年4月末より更に割安になっていると 上記の数字から判断できます。

割安かどうかを判断する上で 特に重要なのは PBR(株価純資産倍率)です。 今年9月16日の時点で PBRが1倍以下の銘柄はTOPIXを構成する1717銘柄中971銘柄もあり 日経平均株価が更に下がった2008年10月7日時点では 東京証券取引所上場銘柄の2/3近くがPBR1.00以下になっていると思われます。

PBRが1倍以下の会社は 株主利益のために解散させ資産売却した方が株主に有利なので 経済理論から考えPBR1.00以下の銘柄が多い現在の日本株式市場は「歴史的な割安水準」にあり 今こそ買い時ということになります。

このことを上記数字で説明した上で 大和証券は 「PER」「PBR」「配当利回り」という3つの基準から 50銘柄を選んだ新投資信託商品「日本企業再評価ファンド」を薦めていました。

証券会社の説明は いつ出席しても「今が買い時」という説明なので 私は眉に唾して聞きましたが 「日本企業再評価ファンド」のコンセプトは魅力的と思いました。 しかしながら 「今の状況は1929年に起きた大恐慌以来の金融市場の混乱」という説もあるので 臆病な私は暫く静観します。 「歴史的な割安」=「今こそ買い時」には必ずしもならないと思うからです。

大和証券の「日本企業再評価ファンド」の申込締切りは10月23日で 申込手数料3.15%毎年の信託報酬1.10% 償還期間5年です。 証券会社というのは 投資信託をノーリスクで売り 申込手数料と毎年の信託報酬が確実に入るので 「ボロイ(うまい?)商売」ですネ。

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グラントウキョウノースタワー18階で開催された「今後の株式相場の見通し」と
題する大和証券のセミナー

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この記事へのコメント

sirouto
2008年10月08日 17:31
確かに日本株は今は買い時とはオモイマス。ガ。

赤字になって、不動産とか株価が下がり純資産が減って、無配に転落したら、PERとかPBRとか配当利回りはいくつになるのかな?。
まあ先立つものがないので、どうなろうと気楽ですが。
2008年10月08日 21:32
sirouto様
ご指摘のとうりで 株価が下がると企業業績も時価会計では悪化するので 配当も下げるでしょうから 割安という前提も崩れる恐れはありますネ

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