「ライオン銀座七丁目店」は1899年(明治32年)~のビヤホール創業の店か?

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写真上は「ビヤホール創業の店」という看板を掲げている「ライオン銀座七丁目店」です。 過日 この店で大学時代の友人3人と昼食を共にした時に撮りました。

調べてみたところ 日本で「ビヤホール」という名称が初めて使われた店は 1899年(明治32年)に日本麦酒酒造株式会社(現在のサッポロビール)が東京の京橋区(現在の銀座8丁目)に開設した「恵比寿ビヤホール」で現存していません。 写真上の「ライオン銀座七丁目店」は 1934年(昭和9年)に大日本麦酒株式会社(現在のサッポロビール)の本社社屋として新築された際に1階と2階を直営のビヤホールとして開店したもので存続しています。 

ビヤホール創業の店が1899年(明治32年)に開設された「恵比寿ビヤホール」(銀座八丁目)であり  ビヤホールとして現存する最古の店が1934年(昭和9年)に開設された「ライオン銀座七丁目店」ということになります。

従い 「ライオン銀座七丁目店」を「1899年(明治32年)~のビヤホール創業の店」と呼ぶのは厳密に言えば誤りですが 「恵比寿ビヤホール」とは親会社(現在のサッポロビール)が同じなので兄弟の関係にあり 「ビヤホール創業の店」と看板に書いても まあ許されるのではないでしょうか。

「ライオン銀座七丁目店」は幸いに第二次大戦の戦火を免れ 戦後は米軍に6年間接収され米軍専用のビヤホールとして使用されましたが 昭和27年に接収解除となり一般ビヤホールとして再開しています。 設計者は新橋演舞場などを手がけた菅原栄蔵で 1階正面にある大壁画(ガラスモザイク)はビール麦の収穫にギリシャ風のコスチュームで働く夫人達を描いたもので貴重なものだそうです。

“Beer Hall”を「ビアホール」と呼ぶのが今では一般的ですが 「ライオン銀座七丁目店」などを運営する(株)サッポロライオン社は 日本で「ビヤホール」という名称を使った最初の店という拘りからか 「ビヤホール」「ビヤレストラン」の如く「ビヤ」という呼び名に統一しています。

歴史と伝統を誇るユニークで風格のある「ライオン銀座七丁目店」の生ビール付きランチ定食は価格もreasonableであり気軽に利用できます。

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ライオン銀座七丁目店の正面


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1階店内の風景


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1階正面の大壁画と大理石のカウンター

この記事へのコメント

sirouto
2009年03月02日 22:00
面白いです。  ライオンは何度か行ったことがありますが、気がつかなかった。(関心がないと見えても見えず!)
京橋の恵比寿、恵比寿の札幌。・・地名が複雑ですね。
銀座七丁目だけ何故に”ライオン”
白象
2009年03月03日 07:34
sirouto様
お褒めいただき有難うございます。 何故ライオンなのかは一度調べてみます。
白象
2009年03月03日 15:23
JO談様
ライオンの由来について情報を有難うございます。
2009年03月03日 19:30
ライオン「ビヤホール」
表記も、広々として天井が高く屋根裏がそのまま見える感じが、懐かしいですね。
いつまでも銀座に在って欲しい店です。
白象
2009年03月03日 19:38
空さま
ライオン「ビヤホール」は米軍に6年間接収され米軍専用のビヤホールになっていたこともあり歴史的な記念物と思いますネ。
sirouto
2009年03月03日 22:09
いろいろありがとう。感謝。
ジョー・ライオン氏って 本名かな。
日本だと熊五郎かな、むしろ龍太郎あたりかな。

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  • 銀座・ビアホール「ライオン」

    Excerpt: 『ローストビーフ』980円『サッポロ生ビール黒ラベル(キングジョッキ)』1,680円『コンビネーションサラダ(フレンチ)』950円『チキンバスケット』930円『 Weblog: Shin's appetite racked: 2009-05-04 09:51