白象の気まぐれコラム

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zoom RSS ストーリー構成が「マイ・フェア・レディ 」と似ていながら人物設定が逆の映画「英国王のスピーチ」を見る

<<   作成日時 : 2011/04/04 07:31   >>

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今回の第83回アカデミー賞授賞式で作品賞・主演男優賞・監督賞・脚本賞の4賞を得た映画「英国王のスピーチ(The King's Speech)」を見ました。 タイトルにある「英国王」とは 現エリザベス女王の父・ジョージ6世がモデルで 「スピーチ」とは ナチス・ドイツとの開戦に際して彼が国民に向けて行った重要な演説のことです。

映画のあらすじは 次のようなものでした。

ジョージ6 世(コリン・ファース)は、幼い頃から吃音(どもり)というコンプレックスを抱えていたため、英国王ジョージ5世(マイケル・ガンボン)の次男という華々しい生い立ちでありながら、人前に出ることを嫌う内気な性格となり、いつも自分に自信が持てないでいた。 ジョージは妻エリザベスに付き添われて、何人もの言語聴覚士を訪ねるが一向に改善しない。 ある日、エリザベスは吃音矯正の専門家・ライオネル(ジェフリー・ラッシュ)のもとへ夫を連れていく。 ライオネルは、診察室で私たちは平等だと宣言、ジョージを愛称で呼び、奇妙な矯正実験を次々と行う。  当初 ジョージはこの治療は自分には合わないとして嫌うが その効果を少しづつ知りユニークなレッスンに励むようになる。 1936 年、ジョージ5世の亡き後に長男のエドワード8 世(ガイ・ピアース)が英国王に即位するが かねてからアメリカ人で離婚暦のあるシンプソン夫人と交際していたエドワードは王位か恋かの選択を迫られた結果 恋を選び、ジョージは望まぬ英国王の座に就くことになる。 ヒトラーの率いるナチス・ドイツとの開戦直前、不安に揺れる英国民を鼓舞して団結させるために、吃音が未だ治らないジョージ6 世はライオネルの助けを借りて世紀のスピーチに挑み 感動的な生放送のスピーチをよどみなく行うことに成功する。

この映画を見ながら 私は ストーリー構成が同じくアカデミー作品賞を得た映画「マイ・フェア・レディ 」にとても良く似ていると思いました。

「マイ・フェア・レディ 」では 英国ロンドンの下町(コックニー)に生まれた粗野で下品な訛りのある言葉を遣う花売り娘イライザ(オードリー・ヘップバーン)が一流の言語学者ヒギンズ教授(レックス・ハリソン)に上流階級の話し方を教えられ立派なレディに仕立て上げられます。

英国王ジョージ6世が花売り娘イライザ 吃音矯正の専門家ライオネルが言語学者ヒギンズ教授と考えると 「英国王のスピーチ」と「マイ・フェア・レディ」のストーリー構成はとても良く似ています。 しかしながら 英国王と花売り娘 医師免許を持たない英国植民地オーストラリア生まれの吃音矯正士と一流の言語学者という人物設定を対比すると その社会的地位が両方の映画で逆転しています。 このような視点から「英国王のスピーチ」を見て 私はこの映画をとても興味深く思いました。

ちなみに「ドモリ」は放送禁止用語となっていますが 英語で吃音のことを “stutterW 吃音で話す人のことを“stuttererWと呼ぶことを この映画を見て知りました。

今回のアカデミー作品賞は10候補の中から選ばれ 最有力候補が「英国王のスピーチ」「ソシャル・ネットワーク」「ザ・ファイター」の3映画だったそうです。 三つの映画の内 二つの映画を既に見たので 現在上映中の残る映画「ザ・ファイター」も近い内に是非見たいと思っています。
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