クリント・イーストウッド監督の最新作映画「J.エドガー」を見てFBIフーバー長官の光と陰を想う

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クリント・イーストウッド監督の最新作映画「J.エドガー」は FBI初代長官ジョン・エドガー・フーバーの半生を レオナルド・ディカプリオ主演で映画化した伝記ドラマです。

1924年にFBI初代長官に任命されたジョン・エドガー・フーバーは 1972年に亡くなるまでの48年間 FBI長官として8代の大統領に仕え 現在に至るまで アメリカ合衆国で最も長く政府機関の長を務めた人物として知られています。 フーバーは 盗聴で得た情報を武器に影響力を蓄え クーリッジからニクソンまで8人の大統領を自由に操ったと言われており フーバーが収録したスキャンダルは「フーバー・ファイル」として有力政治家や著名人から恐れられていたそうです。

FBIというのは組織的に司法省の直轄化にあるので FBI長官の上司は司法長官と大統領ですが スキャンダルの秘密ファイルを握っているフーバー長官に対しては どの司法長官もどの大統領も恐れて罷免できなかったそうです。

例えば ジョン F. ケネディが大統領であった時に 弟のロバート F.ケネディは 司法長官としてフーバーを罷免しようとしますが ジョン・F・ケネディが海軍に勤務していた20歳の時にナチスの女性スパイと性的関係を持った盗聴ファイルがあると この映画の中でフーバーから脅されています。 ケネディ大統領は「神様はクビにできない」と後日つぶやいたそうです。

フーバーについては 科学捜査の基礎を確立し、犯罪者の指紋管理システムを作り FBIを大きな影響力を持つ組織へと創り上げたことなどで称賛されるべき面も多くありますが 国家を守るという絶対的な信念のためなら巨大な権力を行使して法を曲げてもかまわないという狂信的な面が多分にあり フーバーの“正義”は“悪”でもあったようです。

映画「J.エドガー」は フーバーの輝かしい功績の裏に隠された陰の部分が 同性愛者としての禁断の私生活などを含めて 赤裸々に描かれており とても見応えのある内容でした。

なお フーバーの死後 FBI長官の任期は、10年に制限されています。
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