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zoom RSS ハイブリッド車の燃費で1モーターのホンダ・新型フィットが2モーターのトヨタ・アクアより勝るのは何故か

<<   作成日時 : 2013/09/16 07:21   >>

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今年9月6日に発売されたホンダのハイブリッド車・新型フィット(1500cc)のJC08モード燃費36.4km/Lは トヨタ・アクア(1500cc)の35.5km/Lより勝るハイブリッド車トップの低燃費と知り 驚きました。

新型フィットのハイブリッドは 一つのモーターを 発電用と走行・エネルギー回生用に使うパラレル方式(マイルドハイブリッド)を採用しており モーターが一つしかないので 発電と走行・エネルギー回生を同時にできないという欠点があります。 トヨタのハイブリッド車は アクアを含め 二つのモーターを搭載し 一つは発電用 もう一つは走行とエネルギー回生に使うシリーズ・パラレル方式(ストロングハイブリッド)で 一つのモーターで発電させながら 同時にもう一つのモーターで走行・エネルギー回生を行うことが出来ます。

トヨタがハイブリッド車に採用する2モーター方式は ホンダの1モーター方式と比べ 走行用モーターの使用頻度が多いので 燃費が良いと言われており 2009年2月に発売されたホンダのハイブリッド車・新型インサイト(1300cc)の燃費30.0km/Lに対して 2011年12月に発売されたトヨタ・アクア(1500cc)の燃費35.4km/Lは そのことを立証するものでした。

しかしながら 今回発表されたホンダのハイブリッド車・新型フィットの燃費は トヨタのハイブリッド車・アクアの燃費より 0.9km/L勝るものであり 1モーター方式は2モーター方式より燃費で劣るという常識を覆すものです。

1モーターのホンダ・新型フィットが2モーターのトヨタ・アクアより燃費で勝ることが出来たのは 新ハイブリッドシステム(SPORT HYBRID i-DCD)や新エンジンの搭載、リチウムイオン電池の採用など 地道な努力の積み重ねによるものであり 燃費の差もわずかに0.9km/Lと少ないことから 1モーター方式の方が2モーター方式より燃費で優れているということにはならないと思います。

トヨタは 2モーター方式の燃費を1割改善する目標を立てており アクアの次のモデルでは ホンダ・フィットの燃費より勝るものになりそうです。

ホンダは 1モーター方式の限界を充分に認識しており 今年6月に発売されたハイブリッド車・新型アコード(2000cc)には 初めて2モーター方式を採用し 燃費30.0km/Lを達成しています。

トヨタが断然優位にあったハイブリッド車市場ですが ホンダは 低価格で低重量のコンパクトカーには1モーター方式 中型・大型車には2モーター方式という両面作戦でトヨタを追い上げており 今後のハイブリッド車戦線が注目されます。

写真上は ホンダの販売店で試乗したハイブリッド車・フィットです。 プライスリーダーとなるモデルの店頭価格は163.5万円で トヨタ・アクアより5.5万円安く設定されています。

追記: トヨタは 2013年11月末に発売されるアクアの燃費を37.0km/Lに向上させると発表しており これで アクアの燃費はフィットより良くなります。 
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ホンダ・フィット外観

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ホンダ・フィット外観

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ホンダ・フィット内部

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ホンダ・フィット内部

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トヨタ・アクア外観

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コメント(7件)

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カタログ燃費競争は、もういい加減やめてほしいものです。実燃費との解離が多すぎるしJC 08燃費と実燃費の相関性もあまりない。
クロマグロ
2013/09/17 06:06
クロマグロさま
ご指摘のとうりでうね。カタログに載せるJC08モードというのは 普通の走り方ではないので 実燃費でどうかという比較が必要です。
白象
2013/09/17 07:19
燃費競争をやっている車にロクな車はない。
良い車とは、完成度が高く乗りやすく安全な車で有り燃費は二の次。
最近のエコカーは加速でも貨物車に劣り乗りにくい事。
hms
2013/09/21 19:33
hmsさま
コメントを有難うございます。 興味深く読ませていただきました。
白象
2013/09/21 21:25
ありがとうございます。
なんか理解して貰えそうなので嬉しくて追信です。
乗りやすい車とそうでない車を乗り比べる事の無い人には、車はこんなものだと気が付かずに乗っていられる方が多いかと思います。
まあ、乗りやすい車とそうでない車とは、親友になれる人と、いっしょにいると気分が悪くいらいらする人との違いみたいなものでしょうか?
乗りにくい車で事故れば、燃費競争で節約した燃費も吹っ飛びます、命の保証の付いた乗りやすい車がいいですね。
まず良い車は車両重量を感じさせません、実に軽く動きます。車線変更でも他に迷惑をかける事無く意のままにスムースに変更できます。ブレーキもブレーキのパットが減ってしまわないかとの心配を感じさせません、スピードの有るうちからググーと効いて追突されないかと心配に成るほど良く効きます。乗りにくい車のブレーキはスピードが落ちてくると急に効き、お辞儀をさせられ品の良い止まり方が出来にくいです。
マニアルモード付きでシフトダウンしてエンジンブレーキをかけてみたりしてみると解りますが、Dレンジでも、エンジンブレーキが実に良く効いています。最近の燃料噴射式エンジンでは、燃料カットをしてエンジンブレーキをかけるので、惰力走行は必要ないというかしてはいけないそうです。
ハイブリッド車では、回生ブレーキ・・・
hms
2013/09/23 03:23
hmsさま
コメントを読みました。 車を購入する場合に何を重要視するかが重要ですね。
白象
2013/09/23 07:06
そうです。
良い車(ほれ込む車)を製造していれば、メーカーと顧客の信頼関係は強いですが、売りたいばかりの利益優先のいい加減な車を製造すると、顧客は逃げていきます。
hms
2013/09/23 07:41

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