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zoom RSS 102歳で亡くなったシャープ元副社長・佐々木正氏の毀誉褒貶を想う

<<   作成日時 : 2018/02/07 06:47   >>

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液晶小型電卓などを開発してシャープを大企業に育てた佐々木正さんが1月31日に102歳で亡くなりました。 今から20年ほど前になりますが 大手町の某政府系ベンチャーキャピタルにトヨタから出向していた時に 一度だけ私は同氏に会い起業家支援について色々とお聞きする機会があったので 突然の訃報に驚きました。 (以下 敬称略)

色々とある佐々木正のエピソードの中で 特記すべきは 今から40年前に孫正義の開発した電子翻訳機に2000万円を支援し その後 日本を代表する経営者に育てたことです。 佐々木正が孫正義にとって創業時の大恩人となった時のことを 2014年8月4日号の雑誌・プレジデントは 次の如く報じています。

1977年夏 未だ20歳の孫正義は カリフォルニア大学バークレー校在学中に共同開発した「音声機能付き電子翻訳機」のサンプルを携えて奈良県天理市にあるシャープ中央研究所を訪ね支援を依頼した。 説明する孫正義の目の輝きが異様に鋭いので『これはただものではない』と感じた佐々木正は英語版電子翻訳機の研究開発費として2000万円の支援を即決し「国連の公用語は8カ国語ある(当時)ので、英語版が完成したら他国語版も手がけければ合計1億6000万円の可能性がある」とアドバイスした。 自動翻訳機の権利を売却した資金を元手に孫正義は その後 会社を大発展させる。 佐々木正は孫正義にとって大恩人であり 佐々木正の百寿祝いを孫正義は2014年に主催(冒頭の写真)し「すべては佐々木先生との出会いから始まりました。本当にありがとうございます。次は先生の130歳をお祝いしたい」と声を詰まらせて挨拶した。

シャープを大発展させた佐々木正の功績は大でしたが その後 シャープを凋落させたのは 市場の動向を読み違えて亀山工場に過大投資をしたことだけでなく 困った人は誰でも助ける器の強い人物だという佐々木正の人の好さや義侠心や自己満足がシャープの虎の子である半導体と液晶の技術を韓国のサムソンに流出しシャープを没落させる要因となったという批判もあるようです。

2012年8月の東洋経済インタビュー記事に 佐々木正は「私個人は与えられるものはどんどん与え、感謝してくれればいいと思っていた」と述べていますが サムソンに感謝されてもシャープを潰すことになるのなら 背任行為であり その甘さを批判されても仕方ないのではないでしょうか?

2016年 台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業及び関連企業が3分の2弱の株式を取得しシャープを子会社化しています。
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