「“トヨタは大丈夫”は本当か?」と題する雑誌・選択6月号記事を読む

korona111.jpg日産自動車は5月28日 2020年3月期の連結決算について 6712億円の赤字と発表し 今期(2021年3月期)については 新型コロナウイルス感染症の与える影響が分からないとして 発表を見送りました。

これに対し トヨタ自動車は 2020年3月期の純利益を2兆761億円と発表し 今期(2021年3月期)の営業利益予想を前期比79.5%減の5000億円と発表しました。 危機的な状況にある日産と比べ トヨタの発表は その強い企業体質を示すものとなっていますが 雑誌・選択6月号は「早まる自動車産業の斜陽化 “トヨタは大丈夫”は本当か?」と題する記事で次の如く疑問を投げかけています。

新型コロナウイルス感染の世界的拡大で自動車産業は歴史的な不振に陥っている。 トヨタは販売台数だけでなく 資金力やグループ企業の体力などで「勝ち組」とされているが 今後長期化が確実な自動車不況の中で 国内生産至上主義 販売の米国偏重 「技術力よりコスト重視」による商品力の低下など トヨタならではの弱点も浮かび上がる。 トヨタは本当に大丈夫なのか? コロナ感染が緩和し経済活動が再開されれば 自動車も売れるようになるという楽観的な見方もあるが 世界は失業の増大と企業の破綻で自動車が売れる状況にない。 雇用と収入の先行き不安の中で 高額商品の自動車は買い物リストの最後になる。 毎年1兆円前後の研究開発投資を続けるトヨタだが 世界をあっと言わせる新技術は1997年発売のハイブリッド車「プリウス」以降出ていない。 確実にやってくる自動運転でもトヨタは2番手集団であり イノベーションなき巨大メーカーに堕した。 アフターコロナのトヨタの行く末には かつての勢いを失った米ビッグスリーの姿が重なってしまう。

トヨタの今期(2021年3月期)営業利益予想は 世界の自動車市場を前期比14.9%減と見込んだものであり 甘すぎる見方に思えます。

トヨタに対して批判的な記事が多い雑誌・選択なので この記事もその類(たぐい)かも知れませんが 企業の栄枯盛衰は世の常なので トヨタだけが今後もズット「勝ち組」で居られるという保証はありません。

トヨタ以上に難しい局面にあるのが日産自動車です。 日産は カルロス・ゴーンの拡大路線が裏目に出ていた時に その公私混同による会社の私物化や国外逃亡による企業イメージの悪化で 危機的な状況に陥っています。

私事ななりますが 国内販売台数でトヨタのコロナ(CORONA)は日産のブルーバードに負け続けていましたが 私がトヨタに入社した1964年にモデルチェンジした1500CCエンジン搭載の新型コロナ(RT40)の発売で1965年1月にブルバードを初めて抜き社内は歓喜に沸きました。 ブルーバードとコロナが毎月の販売台数を競い 「BC戦争」と呼ばれた頃が懐かしいです。 コロナという車名は 新型コロナウイルスを連想させるので好ましくありませんが 2001年に廃止されています。 
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この記事へのコメント

象が転んだ
2020年07月07日 14:38
でもこういう噂が立つ度にトヨタは盤石なんですよね
白象
2020年07月07日 15:31
象が転んだ様
コメントを有難うございます。