テーマ:藤沢周平

藤沢周平著「橋ものがたり」と江戸の大川(現在の隅田川)に架かる五つの橋

藤沢周平著「橋ものがたり」(実業之日本社)を読みました。 藤沢周平の小説というと剣客ものというイメージが強くありますが この短編集は「市井もの」の代表作として知られているそうです。 様々な人間が毎日行き交う江戸の橋が舞台になっており そこで繰り広げられる男女の出会いと別れが品格のある文章と緻密な情景描写で書かれています。 この本は…
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藤沢周平の傑作として評価の高い中篇時代小説「麦屋町昼下がり」を読む

藤沢周平著「麦屋町昼下がり」(文春文庫)を読みました。 この本は タイトルの「麦屋町昼下がり」に「三ノ丸広場下城どき」「山姥橋夜五ツ」「榎屋敷宵の春月」を加えた4編を含むもので 何れも1987年(昭和62年)4月から1989年(昭和64年・平成元年)1月にかけて「オール読物」に掲載されたものです。 私はこれまでに 「蝉しぐれ」「た…
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山形庄内藩で現実に起きた御家騒動を書いた藤沢周平著「長門守の陰謀」を読む

藤沢周平著「長門守に陰謀」(文春文庫)を読みました。 藤沢周平の小説には「海坂藩」という架空の藩が登場しますが 「長門守に陰謀」では山形庄内藩という実在した藩で現実に起きた御家騒動が史実に基づいて書かれています。 庄内藩では 正保2(1645)年ごろから 庄内藩主・酒井忠勝の弟・酒井長門守忠重が藩主の世子・忠当を廃して自分の長男・…
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藤沢周平著「用心棒日月抄」を読み赤穂事件(忠臣蔵)に関する著者の新解釈を知る

藤沢周平著「用心棒日月抄」(新潮文庫)を読みました。 この本は藤沢周平の代表作の一つとして知られる用心棒シリーズの第一弾で「用心棒日月抄」→「孤剣」→「刺客」→「凶刃」と続くものです。 主人公の青江又八郎は 北国のある小藩で馬廻り組百石の武士でしたが 藩主毒殺の陰謀を耳にしたことから 許婚の父を切って脱藩し 江戸の裏店(うらだな)…
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藤沢周平の隠し剣シリーズ「孤影抄」と「秋風抄」にある17の秘剣を読んで習得?

映画「必死剣鳥刺し」を見て興味を持ったので 藤沢周平原作の隠し剣シリーズとして知られる短編時代小説17編の全てを読んでみました。 隠し剣シリーズは断片的に1976年から1980年まで「オール読物」や「別冊文芸春秋」に掲載された17編を『隠し剣孤影抄』と『隠し剣秋風抄』いう2冊の単行本(文春文庫)に纏めたものです。 各短編の内容は、…
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映画「必死剣鳥刺し」で平山秀幸監督は藤沢周平原作の秘剣をどう撮ったか?

藤沢周平の時代小説を映画化した山田洋次監督の三部作「たそがれ清兵衛」「隠し剣鬼の爪」「武士の一分」はどれもスバラシイ作品でした。 同じ原作者の時代小説を 平山秀幸という別の監督が撮るとどんな風になるのか興味を持ったので 「必死剣鳥刺し」を見てきました。  結論を先に言えば 平山秀幸監督の映画は 山田洋次監督より硬質なものの 緊張感…
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