世界各地で大熱狂の「フラッシュモブ」をYouTubeビデオで見て“無意味で無目的な行動の意味”を想う

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フラッシュモブ(Flash mob)という言葉を知っていますか? 世事にうとい私は 5月16日の「街中で人々が急に踊り始めた これフラッシュモブ?」と題する朝日新聞記事を読むまで この言葉を知りませんでした。 

「フラッシュモブ」が世界で初めて企画・実施されたのは 2003年5月のニューヨークで  その後これを真似て世界各地で企画されるようになったそうです。  “Flash mob”という言葉を直訳すれば“一瞬の群集”となりますが この言葉は2004年に米国の英語辞典に初めて収録され「公共の場所に見ず知らずの人たちがネットなどで集められ、訳の分からない行動をし、解散する」と定義づけられたそうです。

「フラッシュモブ」の人気は日本でも高まりつつあり 4月9日のNHKテレビ「クローズアップ現代」は“世界が熱狂するフラッシュモブ~新しい‘群衆’の力~”というタイトルで放送しましたが  知らなかった私は 残念ながら見ていません。

「フラッシュモブ」とは どんなものなのか 見たいと思い探したところ 歴史に残る有名なものとして ベルギーのアントワープ駅で企画された Historic flashmob in Antwerp train station, do re mi と題する以下のYouTubeビデオが載っていました。

これは最も典型的な「フラッシュモブ」で 累計アクセス数が既に1200万回にも達しています。 “アントワープ駅舎でドレミの歌に合わせて一緒に踊ろう”というインターネットを利用した呼びかけに集まった人たちが ドレミの歌に合わせて踊り出しますが 踊る人たちの数が増えるにつれ 案内を知らずその場に居合わせた人たちも加わるという光景は とても微笑ましいもので これぞ「フラシュモブ」と言えるものです。

何故「フラッシュモブ」の人気が全世界で高まりつつあるのか 単純に考えれば“面白いから”ということになりますが 社会学者的に単純なことを敢えて難しく言うなら 「閉塞感の強い現代社会で フラッシュモブという“無意味で無目的な行動”には 日常の中に一瞬だけ非日常の世界を創り出し、我々が世界を創るという意欲やエネルギー、さらに体制や常識を疑う新鮮でワクワクした気持ちを人々にもたらすから」ということになります。

次のYouTubeビデオは 5月16日の朝日新聞に紹介されていたもので 元格闘家・須藤元気氏が率いるダンスパーフォーマンス集団ワールドオーダーがニューヨークで演じた 須藤元気Genki Sudo WORLD ORDER in New Yorkで  このブログ記事冒頭の写真はその一部です。

このフラシュモブでは ワールドオーダーという特定ダンサーが ニューヨーク市内の各所でロボットの動きに似たダンスを踊るというもので アントワープ駅舎で不特定多数の人がドレミの歌を踊るフラッシュモブとは性格が異なります。 

フラッシュモブは 時代と共に性格が少しずつ変わり 広告の手法としてプロのダンサーや演奏家が出演する高レベルのものも増えているそうで N.Y.でのワールドオーダーはその一例です。 海外では フラッシュモブが広告などに取り込まれるようになってから 意外さがなくなり 沈静化しつつあるそうですが 日本でも同様の流れになるのか 注目したく思います。

無意味で無目的な行動だからこそ “フラッシュモブ”には意味があり “新しい群集の力”にも成りえるのであって 広告目的で行うようになれば 当たり前のものになってしまい 存在する意味もなくなるのではないでしょうか。

ところで ワールドオーダーのダンスですが N.Y.マンハッタンの何処で撮っているか 分かりますか? タイムズスクウェア セントラルパーク グランドセントラル駅 五番街? ブルックリン橋 ロックフェラーセンター 観光船乗り場(pier) ウォールストリート中心部にあるジョージ・ワシントン銅像など ビデオを見て懐かしく思いました。 ジョージ・ワシントンの銅像は フェデラルホール・ナショナル・メモリアルの前にあり この場所で初代大統領としての就任演説を行っています。

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